モルディブの風を感じる、素朴なココナッツの恵み
2025年7月6日
🇲🇻
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モルディブ
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モルディブの陽光が降り注ぐ朝、目覚めと共に漂うのは、焼きたてのロシの香ばしい匂い。ヤシの実の豊かな風味と、小麦粉が織りなす素朴な味わいは、まるで穏やかな波の音のように心に染み渡ります。一口食べれば、遠い南の島々の、ゆったりとした時間の流れが感じられるでしょう。
手のひらサイズのフラットブレッド、ロシは、モルディブの人々の食卓に欠かせない存在です。カレーや魚料理に添えたり、時にはそのまま、ココナッツの甘い香りを楽しみながら味わいます。潮風が吹き抜けるテラスで、温かいロシを頬張るひとときは、日々の喧騒を忘れさせてくれる至福の瞬間です。
モルディブでは、ヤシの木は「生命の木」と呼ばれ、その実から採れるココナッツは、食料、飲料、建材、燃料と、人々の暮らしのあらゆる面で活用されてきました。ロシに使われるココナッツもまた、この豊かな自然の恵みそのものです。島国ならではの知恵と工夫が詰まったロシは、モルディブの文化と歴史を今に伝える、大切な食の遺産と言えるでしょう。
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